ただ生きているだけ
去年亡くなった私の兄は老人ホームに80才過ぎて入りました。何度か見舞いに行って驚いたことがあります。兄のいるフロアではエレベーターのボタンを押せないのです。入所者は他のフロアに行けないような仕組みになっていました。また兄の部屋はテレビがあるのですが、コードが巻きつけてあって見ることができませんでした。大部屋で他の入居者もいるのですが、誰も何も話もせずに、一点を凝視したままでした。誰かリハビリしているのかと思えば、廊下では車いすで皆すーっと運ばれているようでした。ただそこに生存しているだけのように感じました。今の老人ホームはいろんな工夫をしているとは思いますが、いろんな遊びの要素を取り入れたり、身体を動かすことをやったらいいと思います。
生きているかぎり
今世の中では「終活」という言葉がよく聞かれるようになり、自分の荷物の整理を始めたりすることを勧めたりしています。迷惑をかけないようにということかもしれませんが、どうせ死んだら棺桶にいれてもらったり、人にやってもらわなければいけないことがあるのです。
後ろ向きな「終活」はしないで、生きているかぎり積極的に、やりたいことをどんどんやっていく生き方をするのが生活者です。日本は自由な国ですから。私が生きているかぎりやりたいことはヨガです。そのため、普段使わない筋肉を鍛えるために、毎日いろんな強化体操をしています。ジョギング、腿上げ、エア縄跳び、後ろ走り等々、毎日早朝からです。雨が降っても行っています。移動中の飛行機の中や、電車やホームでも身体を動かしていますよ。
合掌 ヨガジジイ(石井三郎)
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